美術品蔵出し市の作品を眺めていると
昭和の初めまでは干支で制作年を記す作家さんがたくさんいたんだと気付かされます。
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甲寅 きのえとら 昭和49年1974

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戊申 つちのえさる 昭和43年1968

干支は60年に一度しか巡ってこないのでほぼ年が特定できます。便利で美しい表記だと思います。

それでは干支とは何か? 辞書的には下記のように説明があります。 

干支(えと)は、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の組み合わせです。
 十干はもともと、甲、乙、丙、丁…と、日を順に10日のまとまりで数えるための呼び名(符号)でした。10日ごとに、「一旬(いちじゅん)」と呼び、3つの旬(上旬、中旬、下旬)で一ヶ月になるため、広く使われていました。
 古代中国では、万物はすべて「陰」と「陽」の2つの要素に分けられるとする「陰陽説(いんようせつ)」と、すべて「木」、「火」、「土」、「金」、「水」の5つの要素からなるとする「五行説(ごぎょうせつ)」という思想がありました。これらを組み合わせて「陰陽五行説」と言い、やがて陰陽五行説を「十干」に当てはめるようになりました。また、日本では、この「陰」と「陽」を「兄(え)」と「弟(と)」に見たて、「兄弟(えと)」と呼ぶようになりました。
 一方、十二支は、もともと12ヶ月の順を表わす呼び名でしたが、やがてこれらに12種の動物を当てはめるようになったものです。

個人的には10の干と12の支の組合せで10×12=120組 ではなく 干支が60の組合せであることに感動します。
例えば甲には子、寅、辰、午、申、戌しか結びつきません。
???この人なに言ってるんだろう??? 意味不明かもしれませんが、分りやすい表があったので載せておきます。
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それが何?・・・

身近なところでは甲子園球場。
甲子は、「こうし」、「かっし」、「きのえね」と読みます。
こよみの上で登場する甲子(きのえね)は、60通りある干支(えと)の一番はじめにあたるもので
特にめでたく、60年に一度訪れる甲子の年は「吉祥年」と呼ばれる大吉の年とされています。
阪神甲子園球場の誕生した年は1924年。そう、この年がまさに、「きのえね」の年でした。次は2044年が甲子です。
戊辰戦争、壬申の乱など干支が用いられた名称は意外とあるものです。
今日は干支についてのお勉強でした。

美術工芸品 蔵出し市
●6/25~7/1
1506蔵出し市スクリーン
伊万里、九谷、瀬戸などの陶磁器から漆、ガラスまで、明治以降人々のくらしの中で大切に愛用されてきた品々集め展示販売いたします。

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